参考記事:読売新聞「無線ルーターの更新ファイルにウイルス仕込む」
記事の書き方は、非常におかしいのですが、事態の深刻さだけは伝えています。
◎株式会社シーディーネットワークス・ジャパン公式サイト
◎同社の同件についてのプレスリリース
この「株式会社シーディーネットワークス・ジャパン」は韓国にサーバーがあり、今回の被害に至っています。今のところ、同社の公式発表では、「トラブルは一部で、全体ではない」との認識を示しています。
最近、陸・海・空で、悲惨な交通事故が多発している事はみなさんもご存知のところですが、サーバーもこのような事故が発生しました。
この会社には、名だたる有名メーカーがサービスを利用しており、パソコン周辺機器メーカー大手・バッファローを始め、JUGEMU、朝日新聞、テレビ朝日、リコー、クックパッド、東急ホテルズ、ショップチャンネル、弥生株式会社、郵便事業株式会社などが利用中です。
上記の内、私達にお馴染みのバッファローのサイトでは被害が出ています。
当然、上記のような会社がユーザーであれば、使う側の社内にある程度の人材を持ち、それなりの管理や判断をしている筈で、そんな状況で、サーバーに侵入され、データが改ざん、オマケにウイルスプログラムを仕込まれるというのは、レンタルサーバー会社側の管理が非常にお粗末で、信じられません。
更に深刻なのは、感染したパソコンの中にある情報が外に出てしまう事です。例えば、ネットバンキングのパスワードも出るようです。シーディーネットワークス・ジャパンが公式発表する所の一部の被害であっても深刻過ぎます。
参考記事:時事通信「ソフトにウイルス混入=バッファロー社製ルーター用」
前々から言われていた事なのですが、 何かと漏洩が繰り返される韓国にサーバーを置いている事の疑問が強く呈されている中で、敢えてそれを使う事の結果が出たと言う訳です。セキュリティ面では、非常に懸念されていました。
つい先日も韓国製動画ソフトメーカーの「ゴムプレイヤー」のサーバーに侵入され、ユーザー情報流出と正規ユーザーのアクセスでウイルス感染する一件があったばかりでしたし、ファーストサーバー社で大規模で深刻な事故が起きてから、さ程時間が経たない中で起きたこの事故には、非常に無念さを感じます。
今やインターネットとそれを利用した業務は、事業の基幹であり、そこに含まれる財産(情報)管理は、会社の生き死にに関わります。なぜ、そのような懸念がある中で、検証をせずに使い続けたのか、非常に疑問が残ります。
韓国では、度々大規模なインターネット障害が起きています。
参考:韓国の大規模ネットワークトラブル
参考:池田屋ブログ「ウイルス・セキュリティ」
この一件で、影もカタチも無くなる会社が出て来るかもしれません。また、実害が出ている以上、訴訟になるでしょう。
サーバー選びは、慎重にすべきです。
CDNetworks
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