2012年1月13日金曜日

独自の情報を収集する重要さ

インターネットの登場は、各分野の急速な再編や発展に寄与しているといっても過言ではありません。

顕著なのは、数の上では、マスメディアとは新聞やテレビでは無くなったということです。また、インターネットを通じて、様々な専門家や市民が情報を発信する事が可能となり、それはテレビ局と変わらない程の質の高い情報を提供する事ができます。しかも世界中がその対象です。

そういった様々な情報をいかに有効に使うべきか、それは求めれば、誰でもいつでも可能です。

単なる数値だけでは無い、また、数値の意味する動きなどを独自に「アタリ」をつけるだけでも、結果は全く違うものとなります。文字情報•動画などなど、様々な関心事を体系的に集めると、正誤と真理が自分なりに想像がつくようになり、そういった予備情報を持って、専門家や担当者にあたる事ができれば、その人の行動の価値も、現場でぶっつけ本番という状態よりはよりよくなるのは必然です。
また、思いもよらない結果を回避するために、更に騙されないためにも、今となってはそう考え過ぎの事では無いのかもしれません。

 贅沢をいえば、人材と体制があればより良いのですが、心がけるところから始めるのがいいと思います。実は地方分権を声高に叫ぶようになった地方自治体ですら「情報統計課」や「情報政策課」などを持つような意識は低い(都道府県や政令指定都市などある程度の規模の組織を除いて)ようです。
その人自身の経験だけで状況を判断するという、現代社会の動きを反映しづらい状況になっているように思えます。それが、社会成長の閉塞感につながっているのではないかとも時々考える事があります。

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