2012年10月9日火曜日

自分のパソコンが乗っ取られる

昨日、各報道機関から大々的に報じられました、パソコンの乗っ取り事件ですが、これは無防備な個人が狙われ始めたと考えて間違いないでしょう。
 過去にもサイバー攻撃の時の、いわゆる「踏み台」、自分のPCがその攻撃システムの一部とされて動いていた事例等もありました。

さて、今回は三重県と大阪府の男性が、殺人や破壊等の書込みをインターネット上にした疑いで逮捕されていたのですが、詳細に調べるとパソコンが乗っ取られた上で、自分の意思とは関係無くパソコンが使われていた事がわかりました。

これは、遠隔操作技術で、会社などでは割と使われている方法で、珍しいものではありませんが、つまりは、そういう技術をどう使うかが問題です。
 また、同じ方法でカード情報を盗み、別の場所で買い物をするなど、経済的な被害も増えています。

世界が不穏になりつつある中で、セキュリティーへの備えと関心は、今後ますます高まる事でしょう。
ちなみに、一連の事件では、安倍自民党総裁の殺害予告も出されています。
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye5153869.html

自分の財産が掠め盗られる、また、犯罪に巻き込まれないように、自分の使う通信機器の管理について、注意を払う事から始めて下さい。無防備な、個人のパソコンに狙いを付け始めている事は明らかです。

脅している訳ではありません。何事も無関心が一番の悪です。また、技術者のように、詳しく知る必要もありません。そういう事がある。そういう機械(道具)を自分は毎日使っている事を知って頂きたいと思います

どうか無料ソフトには十分に注意して下さい。また、ソフトをダウンロードする時は、十分に警戒して下さい。 


具体的には以下の要素を、いつも気にかけて下さい。

 ・ウインドウズアップデートを必ず行なう
 ・ウイルスソフトのアップデートを必ず行なう
 ・宣伝メールは開かない
 ・添付メールには十分に注意を払う
 ・迷惑メールが沢山入るメールアドレスの廃止や移行を実行する
 ・PDF・フラッシュソフトなど、関連ソフトのアップデートを行なう
 ・海外のサイト等は特に注意して閲覧する
 ・いつもと違う事には兎に角、注意を払う


追伸:現在、このパソコン乗っ取り事件が、警察の容疑者誤認逮捕の方を問題視する方向の意見が見られますが、それはそれで、技術的な問題であって、社会的混乱をも引き起こす可能性のある今回の事例は、非常に深刻です。
 何かベクトルを逸らすような論調に世論形成される事自体、恣意的な背景も感じなくはありません。メディアの人々は深刻さが解っていないのです。何れにしても、くれぐれも自分の使うPCの管理にはご用心下さい。


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