2016年2月1日月曜日

廃棄食品の横流し事件を考える(私たちが目を背けている事実)

近頃、大変な話題になっている、廃棄物になっているはずの食品が流通していた事についてですが、この問題は、名が上げられている産廃業者だけの問題では無いようです。

大変参考になる説明がありますので、ご覧下さい。現実はどうなっているのか、大変勉強になります。私たちの考え方と行動を変えなければならない事実も示されています。
※動画の9:00あたりからです。

DHCTHEATER 2016年1月25日
【虎ノ門ニュース 8時入り!】 武田邦彦・半井小絵・居島一平


メディアの報道だけでは、産廃業者だけのせいになってしまいますが、法的な問題の歪みがこのような問題を引き起こしている事がわかります。ですので、そこが正されない限り、防止できない事になります。

また、リサイクルというイメージと現実をもう一度見つめ直す必要があります。毎日、一生懸命分別しているゴミが、自分が思っているような結果に繫がっていないのではないかと、疑う必要があるのかもしれません。日本は国際条約違反も侵して、毎日を生活しているとの事です。

私は、かつて、池田市環境問題市民委員も経験させてもらった事もあり、リサイクルと再利用については興味があります。
 時代により必要があり、それを法制化して制度設計して目的を達しなければ、いつまで経っても豊かな社会は実現できません。時間を経て、当初の目的を達成できているのかどうかも時々見直すことも、大変重要な行動だと思います。むやみな正義感では無く。

この話しを聞いていると、最初のその理念は「絵」でしか、無いのかもしれません。どういう社会を作って行くのかという、先進国としての自負の根本を考えさせる事件になっているように思います。 兎に角、この事件から、色々な問題が見えてきたように思います。